「100分 de 名著」より、福沢諭吉

Fixed amount handouts / EO Kenny

「100分 de 名著」より、
福沢諭吉第一回

「学問のすすめ」で有名な人物、福沢諭吉。
彼の名言とされる「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は、彼が言ったものではない。

ここから、この番組はスタートされた。

「学問のすすめ」の原文を番組の中で紹介され、
そこには、
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずという」
と書かれてあった。

これ、福沢諭吉がアメリカの独立宣言文を写した下りだった。
＼(◎o◎)／！

他にも、私の知らない彼の一面があった。
もの凄く努力家だった事。

留学の話があり、オランダ留学をした。3年の月日を経て横浜の外国人と話そうとするが、全く通じなかった。

その外国人は、英語で話していたからだ。
時代は、オランダ語から英語に移り変わっていた。

福沢諭吉は、こんな事では凹んでは居ません。
オランダ語の辞書から英語の翻訳を学んだのですから。

福沢諭吉が、世に教えたかったのは一体、何だったのでしょうか。
番組での紹介で、福沢は「実学」を教えたかったようです。

「実学」とは、実生活でも役に立つ学問のことを指すようです。家事の手伝いの「火興し」にしても、学問という。
逆に、知恵ばかり付けて役に立たない輩を、福沢は嫌った。

福沢諭吉がいう実学は、学校を出てからが本当の学問を学ぶ場所だという。